
ご挨拶
この度は、「宮城県山葡萄籠バッグ とく工房」のホームページをご覧頂き誠にありがとうございます。
私どもの工房は、宮城県にある小さな山葡萄籠バッグ工房です。
製作する山葡萄籠バッグは、材料・製作ともにすべて宮城県産です。
2011年頃より、宮城県の深山に足を運ぶうちに、その恵みと驚異に魅かれていきました。
宮城県の深山の魅力が、山葡萄籠バッグ製作のきっかけです。
深山には多くの恵みがあります。きのこ、山芋、あけびなどの食料や薬草なども手に入ります。一方で、多くの危険も存在します。熊や猪などの獣の脅威、虫など小さな敵、豪雨や地滑りなど自然現象の脅威などです。
危険を跳ね除けてでも入手したいと、最も魅力を感じた深山の恵みは、山葡萄の樹皮でした。
一年のうち6月中旬から7月中旬という短い期間しか採取できない山葡萄の樹皮は、強靭さを備えています。それゆえ希少価値の高いものと評されています。強靭な山葡萄樹皮で製作した籠バッグは、古来から生活や労働の道具として使用されてきました(地域によっても異なる)。
現在でも価値ある創作物として、山葡萄かごバッグは存在しています。
山葡萄籠バッグは日々使用していくうちに、光沢が出てきて艶やかな色に変化していきます。
個々人が時の移ろいの中で、使用し、育ててあげるバッグともいえます。
その変化と成長を見て抱く想いは、人それぞれです。個々人が山葡萄籠バッグを育て上げて、各人が独自の想いを抱くのです。
強靭な樹皮でつくられた山葡萄籠バッグは、親子三代まで受け継いでいけると言われています。ご自身の想いがこもった山葡萄籠バッグを、親から子へ、子から孫へ、受け継いでいける特徴もまた魅力の一つなのです。
現在、私は宮城県の自然に親しみながら、山葡萄籠バッグ製作を楽しみの一つとしております。趣味の延長線上の取り組みですが、生きていく中で一つの潤いになっております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

名称:宮城県山葡萄籠バッグ「とく工房」
Eメールアドレス:tokukobo13yamabudo@gmail.com
(ご質問等は、お問い合わせページもしくはメールでお受けしております。
回答まで一定期間、お時間頂戴する場合がございますのでご了承下さい。)
※当工房には店舗はありません。
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